新基準で新味次々! ビール系飲料~2018年04月
ついうっかりしてる間に4月が終わり5月になだれこんでしまいまして、記事をアップし損ねてました。
気を改めて。
◎アサヒ『グランマイルド』。
色は最近のではちと濃いめくらいかな。
アルコール度数7%なのに、軽い味わい。
しつこくない。
んー、でもちょっと味のうちで真ん中のトコがぽっかり空いてる、って感じかな。
コクもあるし、苦味や甘みはあるんだけど、旨みが少し足りない。
まあ、酸味が控えめなのはいいけどね。
ん? 「レモングラス」とか入ってる。
ん~、たしかに後口に柑橘系の香りが残る。
でもそれをして「続くやわらかなコク」と評するのは、どうかなあ。
聞くところによると、この4月からビールの定義が代わりいろいろと原材料が加わってもいいようになったとか。
こんな記事も見つけました。
■「ビール新時代」到来! こんな味、あんな工夫 : 読売新聞
だからなのか、今月の新製品はいわゆるビアカクテルものがやたらと多いね。
◎サントリー『頂 極上ZERO』。
糖質0%。
近頃サントリーはこの『頂』を主力ブランドにしようという考えなのか、バリエーション増やしてきましたね。
んーっ。
コクはあるけど。
でもやっぱ自分としては、おいしくない。
そもそもがアルコール発酵の過程で糖は生成されるものなので、
人工的に味を整えてるのは確かだしねえ。
原材料に「醸造アルコール」とか入ってるし…二級酒かよ…
というわけであまりいい印象ではない。
まあ、たしかにカロリーゼロな感じは飲んでても感じる(と思う)けど…
そのせいか甘みもなくて、ちょっと酸味。
ヘタすると「味がない」ようにも思えるよこれ。
どうなんだろ??
◎サントリー『海の向こうのビアレシピ オレンジピールのさわやかビール』カリフォルニアスタイル。
サントリーからは新基準ビールが2種。まずはこちらから。
色、明るい。
あ。ホントにオレンジの香りがあって、爽やか。
苦すぎず、これはスッキリしてていい。
ひと口めや序盤はいいけど、飲み続けていくとどうかなあ…
たいがいこのテのフレーバーものって、飲んでいくにつれて味のバランスの悪さが
目立ってくるものなんだけど。
このたぐいので大丈夫なのは、今やすっかり定番になったサッポロの「ホワイトベルグ」くらい、かな。
で、ひとまずは最後までひと缶飲み干しても大丈夫でした。
◎サントリー『海の向こうのビアレシピ 芳醇カシスのまろやかビール』ベルキースタイル。
オレンジピールの~と比べこちらはかなりコクがあるかんじ。
もう、ここまでくるとビールじゃないね。
なんか、スパークリングワインに近い味わい。
ただ、いちおうはビールだから、雑味なんかも気にならない。
酎ハイと比べるとかなりスッキリ、クリアな飲み心地。
んー正直上のオレンジのと比べれば、こっちのほうが「酒~っ」て飲んでる感じがしてて、いいかな。
◎オリオン『沖縄産シークァーサーのビアカクテル』初夏限定。
このテの柑橘ものは、オリオンは数年前から出してたね。
なので、まァ安心の銘柄といえるかも。
んむ。やや水っぽいけど、クセがなくていい。
たいがいこの類のビアカクテルものって味がくどくてちょっと飽きちゃうんだけど。
酸味も苦味もいい塩梅。
ま、これだけサッパリしてると、いいかもね。